第一話

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☆千鶴side☆ 千鶴「ん~!あともう少し・・・!」 身長低いって不利だ・・・ ヒョイッ ?「はい、これでしょ?お嬢さん。」 私の指先から目的の本は消え、代わりにきれいな銀髪の長身の男子生徒がいた。 千鶴「ありがとうございます。あの・・・貴方は?」 ?「あぁ、自己紹介が遅れたね。僕は1―Aの秋崎孝太。」 千鶴「秋崎、さんですか・・・」 秋崎「あぁ、同じ学年みたいだし・・・敬語使わなくていいよ?」 千鶴「え、なんで私の学年を・・・?」 秋崎「だって、ほら・・・」 孝太くんが指差したのは、私のブレザーの胸ポケット。 学年色で書かれた校章入りの名札。
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