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☆千鶴side☆
千鶴「ん~!あともう少し・・・!」
身長低いって不利だ・・・
ヒョイッ
?「はい、これでしょ?お嬢さん。」
私の指先から目的の本は消え、代わりにきれいな銀髪の長身の男子生徒がいた。
千鶴「ありがとうございます。あの・・・貴方は?」
?「あぁ、自己紹介が遅れたね。僕は1―Aの秋崎孝太。」
千鶴「秋崎、さんですか・・・」
秋崎「あぁ、同じ学年みたいだし・・・敬語使わなくていいよ?」
千鶴「え、なんで私の学年を・・・?」
秋崎「だって、ほら・・・」
孝太くんが指差したのは、私のブレザーの胸ポケット。
学年色で書かれた校章入りの名札。
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