映画レビュー日記

『ピラニア』

原題『PIRANHA』

1978年アメリカ映画

＜スタッフ＞
監督｜ジョー・ダンテ
製作｜チャコ・ヴァン・リューウェン
｜ジョン・デイヴィソン
製作総指揮｜ロジャー・コーマン
｜ジェフ・シェクトマン
原案｜リチャード・ロビンソン
｜ジョン・セイルズ
脚本｜ジョン・セイルズ
特殊効果｜ロブ・ボッティン
音楽｜ピノ・ドナッジオ

＜出演＞
ブラッドフォード・ディルマン（グローガン）
ヘザー・メンジース（マギー）
ケビン・マッカーシー（ホーク博士）
キーナン・ウィン（ジャック）
ディック・ミラー（ガードナー）
バーバラ・スティール（メンジャース博士）

＜ストーリー＞
行方不明になったカップルを探すため、旅行代理店から派遣されたマギー（ヘザー・メンジース）は、地元に住むグローガン（ブラッドフォード・ディルマン）を雇い、テキサスの山奥へ。

そこで見つけた立ち入り禁止区域。

そこにある施設に侵入した二人。
マギーは外にあるプールの放水バルブを開けてしまう。

そこで管理人のホーク博士（ケビン・マッカーシー）から驚愕の事実を聞かされる。

なんと、プールには軍が開発した生物兵器ピラニアが繁殖していたのだ！

そのピラニアは川を伝い、観光客で賑わうロスト・リバー湖に近づいていた！！

＜感想＞
『ジョーズ』の３年後に作られた亜流モンスターパニック映画。

公開されるや否や、やはり二番煎じというレッテルを貼られますが、実際はかなり面白いです！！

製作総指揮にB級映画の帝王ロジャー・コーマンが参加、更にピラニアのデザインを手掛けたのは当時17歳のロブ・ボッティン！！

ちなみに、本家『ジョーズ』のスティーブン・スピルバーグがこの作品を観て絶賛し、ジョー・ダンテを『グレムリン』の監督に抜擢したのは有名です！

低予算ながらグロ描写もしっかり作られているのは、やはりロジャー・コーマンマジック(笑)

クライマックスの地獄絵図は今見ても色褪せません！！

＜総評＞
★★★★★