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だけど私の声なんか
全然聞こえてないみたいに
部長が私をきつく抱きしめて…
「許してくれ…愛果…」
…えっ…?
部長の口から吐き出された名前に
驚いてじっと部長の瞳を見つめた。
「た…竜生さん…
私…愛果さんじゃな…」
言いかけた私の唇を
部長の熱い唇で強引に塞がれた。
あまりの突然の出来事に
私の頭は真っ白になって…
抵抗する事すら許されないまま
ソファーに押し倒される。
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