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それはさすがの俺でも
唖然としてしまう出来事だった。
社長に懇願されて
付き合わされた風俗店。
「どういう子がお好みですか?」
受付らしき場所で
ヘラヘラと笑う
パンチパーマの男に
そう聞かれても俺は
その気になんかなれなくて。
「大野くん、折角なんだから
楽しみなさい。
ここは若い子が多くてね。
俺の一番のお気に入りの店なんだ」
嬉しそうに言う社長に
俺は苦笑いするしかない。
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