再生

4/11
前へ
/36ページ
次へ
そんな事をぼーっと考えていると 小さくノックされたドアから 俯き加減に入って来た女。 「亜里沙です…」 ペコンと頭を下げたその女が ゆっくりと顔をあげた瞬間。 …え? 肌の露出度85% 奇妙なほど塗りたくられたシャドウ。 一瞬、心で呟いた。 …場末の娼婦かお前は! 「…河野…?」 俺の声にビクンと体を揺らした河野が 慌てて部屋から出て行こうとする。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2007人が本棚に入れています
本棚に追加