警告

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…誰かに料理を 作ってもらうなんて 俺には一生 来ないと思ってたのに…。 不思議そうに俺を見上げる アホ丸出しの河野の姿に やっぱりどこかで安心する俺。 コホンとひとつ咳払いをして。 「まぁ作ってくれたのなら 頂く事にしよう。 …それと… 俺の名前は亮じゃない。 大野竜生だ。 今後、家では部長と呼ぶな。 竜生さんとでも呼べ」 俺の口から出た 『亮』の名前に 青ざめていく河野。
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