禁断の告白

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その週末、 ようやく仕事を終えて オフィスを見回すと やっぱり残ってるのは 私と部長だけだった。 相変わらず厳しい表情で 液晶と向かい合う部長に 「部長、お先に失礼します」 そう声を掛けると ふっと顔を上げた部長が じっと私を見つめて…。 「…啓太と… まだ連絡を取り合ってたのか?」 「えっ?」 部長の言葉に驚いて 交わった視線を逸らせないまま。
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