禁断の告白

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「私はっ… 部長の心に 愛果さんしかいなくても… それでも部長が好きです! 部長が私を見てくれなくても… ずっとずっと大好きなままです!」 突然の私の告白に 驚いて目を見開いた部長と 自分で言った言葉に 部長以上に驚愕した私の視線が 再び交わって…。 一気に恥ずかしさが込み上げて 顔に全部の血液が 集まったんじゃないかってくらい 顔中が熱くなる。 「あっ…あのっ…」 慌てて取り繕う私に 部長の瞳が悲しそうに揺れて… ただ黙ったまま私を見つめる その瞳に… 今度は悲しさが込み上げた。
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