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密かに反省してる
俺に気付いたのか
飯森がふにゃふにゃと笑ってる。
その上、馴れ馴れしく
河野の肩に手を置いて
ちゃっかり河野の胸元に
視線を向けながら
「大丈夫だよ。
莉央ちゃん自信持って」
そう言って再び俺を見て…
その視線が河野の胸元と
俺を交互に行き来してやがる…。
そんな飯森の視線には
全く気付いてないようで
引きつったヘラヘラ笑いを
こちらに向けた河野が
飯森の挑発で
怒りの目に変わった俺を見て
また泣きそうな表情に変わってく…。
…マズイ…。
そう思った俺は咄嗟に
普段の俺なら
絶対に言わないような
言葉を吐き出してしまった。
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