願い

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「俺も多少は フォローするし…」 俺の言葉に飯森の眉が ピクンと動いたのを見て 「とにかくやれ」 それだけ言って液晶に 視線を戻した。 …やりにくい…。 なんだあの飯森の視線は。 小さく肩を揺らしながら 自分の席に戻って行く 飯森の大きな背中を 鋭い視線で睨みながらも ため息を吐いた。
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