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「竜生さんは…
優し過ぎるんだよな…。
まぁ…
だから愛果があんなにも
竜生さんに惚れたんだろーけど…」
悲しそうに言った啓太さんに
私は涙をゴシゴシと拭いて。
「だけど啓太さん…
私、思うんだ。
啓太さんと部長って…
見た目は全然イメージ違うけど…
中身は良く似てるって思う。
愛果さんは…
きっと啓太さんと似てるから
部長を好きに
なれたんじゃないかな?」
「え?」
「これは私の憶測だけど…
なんとなくそう思うんだ」
私の言葉に啓太さんは
クスっと笑って。
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