心の叫び

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…俺は… やっぱり自分が 情けなく思った。 もっとしっかり自分の気持ちに ケジメをつけなければダメだ。 もう河野は… 啓太の大切な人なのだから。 どうした事か ガックリと肩を落として どんよりとした空気を 纏いながら社員食堂に 入って来た河野の姿から 慌てて目を背けながら そう心に言い聞かせていた。
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