臆病者

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「…お前さ… ドアに向かって さっきから何を言ってるんだ?」 ビクンと揺れて振り返った瞳。 「一生立ち直れなくなるほど お前は残念なのか?」 「うっ…」 今度はその瞳をクルクルさせて 顔を真っ赤に染めて行く。
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