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すっと私から離れた亮が
部長の正面まで行って
今にも殴りそうな勢いで
睨みを利かせる。
だけど部長はそれに
全く動じる様子もなく
冷たく亮を見つめた。
じっと睨みあう二人に
どうしていいのか解らず
ただオロオロするしかなくて。
「彼女の心の中には
もう君はいない。
それでもしつこく
付きまとうのなら
警察に被害届を提出する。
川添 亮くん。
君の事は
全て調査済みだ」
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