1402人が本棚に入れています
本棚に追加
ゆっくりと離れた唇が
「話したい事が
たくさんある…」
そう静かに呟いて。
部長に手を引かれて
お互い無言のまま
向かったのは
部長のマンション。
久しぶりに入ったリビングは
また泥棒にでも荒されたように
散らかりまくってて…。
小さくため息を吐き出した私。
…けど…
「ミルクティー…がいいか?」
「えっ?」
驚いて見上げた先には
あの優しい瞳が微笑んでる。
最初のコメントを投稿しよう!