温かい胸

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ゆっくりと離れた唇が 「話したい事が たくさんある…」 そう静かに呟いて。 部長に手を引かれて お互い無言のまま 向かったのは 部長のマンション。 久しぶりに入ったリビングは また泥棒にでも荒されたように 散らかりまくってて…。 小さくため息を吐き出した私。 …けど… 「ミルクティー…がいいか?」 「えっ?」 驚いて見上げた先には あの優しい瞳が微笑んでる。
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