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なぁ…愛果…
最初にコイツと出会った時は
どこかお前と似た性格の
コイツが心配で…
始まりは、そこからだったけど
今は彼女のこの笑顔を
何よりも大切にしてあげたいと
心から思う。
俺を絶望の淵から
救い上げてくれた
この笑顔を…
隣でヘラヘラ笑顔を浮かべる
特上に昇格した…
愛しくてたまらない女。
その小さな手を
コートのポケットに引き込んで
もう一度ぎゅっと握りしめた。
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