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その姿にクスクスと笑って
飯森は俺の肩をポンと叩く。
「まぁ、躾がなってないけど。
甘やかし過ぎなんじゃないの?」
「…大きなお世話だ」
…そうは言っても
確かに真っ直ぐすぎる
河野だけに…
彼女は仕事よりも
俺が気になって仕方ないらしい。
俺も覚悟を決めないと…。
そう思いながら
真っ赤な顔のまま
ようやく液晶に顔を戻した
河野を見つめて
小さくため息を吐き出した。
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