パパの恋人

7/13
前へ
/32ページ
次へ
「お、今日はハンバーグか。 相変らず愛果の作る料理は 美味しそうだね」 ネクタイを緩めながら 微笑むパパは いつも通りなのに。 なんだかすごく遠い。 ずっと私だけの パパだったのに…。 黙ったまま 食卓に腰かけた私を パパが不思議そうに覗き込む。 「愛果…? どうしたの?」 「…なんでもない」
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

916人が本棚に入れています
本棚に追加