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「パパね…
同じ会社の女性に恋をしたんだ。
だけどね…
すぐにその人と
どうこうしようなんて
思ってないんだよ。
その人にも
愛果と同じ歳の
息子さんがいるからね。
お互いの気持ちが
解り合えたら
その時は…
再婚するかもしれない。
だからもう愛果も
いつまでもパパっ子でいないで…
恋をしてごらん？
誰かを心から
愛する事が出来たなら
それは自分にとって
一番幸せな事なんだよ」
ポンポンと私の頭を
優しく撫でてくれる
大きなパパの手。
パパだってまだまだ
43歳の男なんだし…。
恋もするって解ってるけど…。
やっぱりどこか寂しくて。
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