忘れたくて

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七色に輝く大観覧車が 夕闇に映り始めると 私の手を引いてた渡辺さんが 「愛果ちゃん、最後は あれに乗ろう」 そう言って微笑んで 観覧車の方へと歩んで行く。 乗り込んだ観覧車の中。 じっと私を見つめてた 渡辺さんが優しく 語りかけてくれる。
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