忘れたくて

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…忘れさせて… 私から…啓太を消して… 小さくコクンと頷いた私に 渡辺さんの顔が ゆっくりと近づいて来て…。 生れて初めての キスの味は… 溢れた涙で しょっぱくて… 閉じた瞼に浮かぶ 啓太の笑顔が… …痛くてたまらなかった…。
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