冒涜のキス

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静かに啓太の部屋から出て 自分の部屋のベッドに そのまま倒れ込んだ。 まだ唇に残ってる 啓太の温もり。 …ずっと… ずっと触れたかった啓太に こんな形で触れてしまった私は なんて罪深い人間なんだろう。 だけど不思議と心が 穏やかに落ち着いている。 クスッと静かに笑みを浮かべた。 …これだけだったんだ私。
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