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ただ…
啓太に触れたかったんだ…。
さっきまで苦しいくらい
胸に突き刺さっていた
啓太が抜けて行く。
…啓太…
…私ね…
やっと歩き出せそうだよ。
いっぱい泣いて…
いっぱい苦しんで…
必死にもがいて来たけど…
やっと解った。
あなたを忘れる
必要はないんだって。
心の中にしまっておけば
いいんだって事に…
やっと気づいた…。
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