764人が本棚に入れています
本棚に追加
「なぁ友田、
お前さ、中学でどんだけ
名前を馳せて来たか知らねーけど
ここじゃ俺たちの方が上なんだよ。
それにあの子、
佐々木愛果ちゃん?
俺、結構気に入ったんだよね。
痛い思いしたくなかったら
あの子、俺にちょーだい」
ニヤリと笑った先輩に
俺もニコリと笑みを浮かべた。
「テメーなんかにやらねーよ。
アイツは俺の女だって言ったろ?」
「ハハッ、それは残念だな。
なら覚悟はいいのかな?
5人も相手に勝てると思ってんの?」
偉そうにクスクスと笑うそいつに
怒りが込み上げて来る。
お前なんかに…
愛果を渡してたまるか。
最初のコメントを投稿しよう!