守りたくて

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聞こえて来たサイレンの音。 「逃げろ啓太!!」 そう叫んだ匠さんの声と パトカーから降りて 駆けて来る警察官の姿。 「…もう無理でしょ」 匠さんに微笑みながら 俺は警察官に抑え込まれ 地面に倒された…。
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