押した背中

2/5
前へ
/40ページ
次へ
そんな事を思いながら 俺は愛果に言った。 「悩む事があったら 竜生さんに相談しろ。 不安になったら 竜生さんにその思いを 真っ直ぐにぶつければいい。 あの人は逃げないで きちんと愛果を 受け止めてくれるから」 俺の言葉に愛果は どこか悲しそうに微笑む。 「啓太は…変わらないね… あの頃から… ずっと変わらない。 愛情深くて優しくて…」 「…そーか?」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

678人が本棚に入れています
本棚に追加