運命

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「また…バンド活動 再開しよーかと思うんだけど」 「マジっすか? 翔さんどーしたんっすか?」 突然の翔さんの言葉に 俺も大吾さんも 匠さんもビックリだった。 「んー… やっぱさ… 音楽やってた頃の俺達って 結構輝いてたっつーか… なんか生きてるって そう思えてた気がするんだよな。 プロになるつもりは ねーけど… もっとみんなで人生 楽しんでいたいって そう思うようになったっつーか…」 翔さんの言葉に もちろん誰も異議なんてなかった。 俺も愛果から歩み出すべき時期が 来てるんじゃないかって 感じていたし…。
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