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「…あ…あらあら…
それはまた…」
戸惑ってるお袋と親父の目を
じっと見つめて言葉を続けた。
「だけど…相手の人は
俺より3歳年上の
シングルマザーなんだ。
5年前にご主人が
交通事故で亡くなった。
子供は…
5歳の男の子なんだけど…
俺…彼女とその子を
ずっと守って行きたいと思う。
彼女となら…
これからの人生…
ずっと笑って
生きて行けるって思えるんだ」
それまで黙って俺の言葉を
聞いてた親父が
フッと笑みをこぼした。
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