第一章終了時のダンジョン

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第一章終了時のダンジョン

◇森のダンジョン 評判:7 難易度:16 森独特の、状態異常を引き起こす植物系の魔物や、素早い動物系の魔物が多い。 地下一階から既に、駆け出し冒険者では太刀打ち出来ない程の魔物もおり、さらに地下三階を越えたあたりから急に魔物が強くなり、中級冒険者を苦しめる。 ボスのフェンリルは、大きさが桁外れなので、戦いを挑まない方が無難である。 ☆☆☆☆☆☆☆ ☆現在の勢力☆ ☆☆☆☆☆☆☆ ゴンザ ゴンザは日課として筋トレを毎日行っているがその筋トレにゴブリンたちを半強制的に引き込み、扱きだすので倒れるゴブリン達があとをたたず、その日のキュアゴブリン達の仕事が増えるのであった。 アリエス アリエスは最近、料理にはまっている。だが味は酷く、ランニングキャロットを拾ったキノコと毒々しい色の木の実と一緒に煮込んだ、ゴンザも倒れる禍々しい代物であった。だが、回復魔法はグレイスの教授により中級程度の回復魔法までは使えるようになった。 グレイス グレイスは森の事について知り尽くしているので、薬品調合と料理の腕前はピカイチである。ゴンザに森の食材を食い尽くされないか心配しており、また、アリエスに料理を教えてみたが、あまりに上達しない為、今は料理レシピと偽り、調合レシピを教えている。 ホーティ 仕事には真面目でしっかり者のホーティはプライドが高く、特に頭の髪について貶されると、全身の毛を逆立てて怒る。 そして、僅かな髪の毛をとても大事にしており、毎日念入りに洗髪している。(あまり頭髪にダメージを与えると禿げるとも知らず) フェンリル フェンリルは頭がいいが、なぞなぞに弱い。ユウの出した簡単ななぞなぞでも、一時間考えても答えが出せないでいた。だがこのダンジョンのボスとしてのプライドがあるためこのダンジョンに残ることになったセナに頼み込んで頭を柔らかくする修行中である。ちなみに、ただいま一匹のアサシンウルフに絶賛片想い中である。 森の魔物たち 妖精の森に住んでいた魔物たちの殆どがこのダンジョンに住み着くようになった。魔物たちはセナによって日々鍛えられ、メキメキと強くなっていっている。その為油断して入ってきた駆け出しの冒険者たちを返り討ちにしたことも少なくない。中にはランニングキャロットといった変わった魔物もいる。
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