今日よく考えれば日直だったという話。

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6時。部活を終えた。 いつも通り教室で着替える。 この時間は誰もここに来ないからいつもここで着替えれる。 不意に窓を見る。 空は茜色に染まっていた。 まだ5月上旬。日が落ちるのは少し早い。 …そうだ、あいつら待たせてるんだ。 いや、正確に言うと、勝手に待ってるだけか。 とりあえず早く着替える。 すると、教室のドアが勢いよく開けられた。 ――ガララッ 「ひえええ…忘れ物…忘れ物…」 あわあわしながら…女子は自分の席に近づく。 俺の存在は全く無視。 「あぁ…あった!宿題のノート…忘れちゃいけないよね!」 独り言を言い、素早く立ち去ろうとするが、俺と目が合った。 「……あ」 俺は上半身裸の状態。 それを見た………朝霧は顔を真っ赤にしてこの場を高速で去った。 「…はえぇ…」 俺はつい、感嘆の声を漏らした。
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