今日よく考えれば日直だったという話。

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「ごめんなさいッ…ノックもせずに入ってしまって…」 「いや、いいんだよ…俺が悪いんだから…」 今は下校中。 先ほどの事を朝霧は深々と頭を下げていた。 多分20回程頭を上げ下げしているだろう。 「そうそう、朝霧ちゃん、例の話聞かないのー?」 龍海が話題を変える。 あのまま100回程頭を上げ下げされても困るしな…。 龍海に少し感謝した。 「そ、そうでした!聞くんでしたね!」 朝霧は張り切っていた。 ……変なとこでスイッチはいるんだな。 「そ、それでッ…単刀直入に聞きますけど…なんの超能力なんですか!?」 朝霧は興奮しながら尋ねた。 龍海は相変わらず笑顔を崩さない。 ここで俺はハァ…とため息。 「俺は…心が読める超能力だよ」 場がシンと…静まり返る。 そこで白けるなよ…。
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