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ああ、どうしよう、
メールか電話が来るらしいけど、
うまく対処できるだろうか?
朝から緊張しまくりのあたしに
アッキ-が不審そうに、
「何かあったな?モ-リがらみ?」
と心配してくれる。
「う~ん、そうというか違うというか。
今日のお迎えがね。」
「弟~!!イケメンだよね~モーリ似?かな」
「似てるって言ってた。」
「わー見たい見たい!!」
「気楽でイイよね、アッキ-は!
人ごとだもんね。
あたし、モ-リ以外の男は駄目なんだから」
ため息をつく。
けど、学校の人たちとは普通に接っすることができるように
なってきたし、
学校の外でも大丈夫になったかもしれないし。
でも、自信がない。
あの時のことまた思い出したら…
あたしは眉をひそめる。
「なんで、モ-リは平気だったんだっけ?」
「え~と、先生だったから?
それにやっぱり大人の人だからかもしれない。
あの事件の時のこと思い出すのは、
同じ年ぐらいの男の子に対してだし…」
「でも、モーリの弟なんでしょ?
モーリだと思えば大丈夫かもよ?
ね?暗示でもかけてみたらいいじゃない。
コイツはモーリ、ちょっと若く見えるだけって。
もっと気楽に行けるんじゃない。
これはある意味トラウマ克服するチャンスだよ。」
いいかもっ
すごいよアッキーその気になってきた。
チャンスかあ、そういう前向きさは大事だよね。
「うん、頑張ってみようかな。」
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