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「あのぉ、ここには私もいるんですけど。
質問したのもあたしなんですけど?」
モーリはあははっと笑って、
「あ、ごめんね、明菜ちゃんだったよね、
それで、俺はいちごの彼氏として合格かな?」
ちょうど赤になった信号でキュッと車を停車した。
「合格も何も、できすぎでしょ。
大丈夫ですよね、信じて?
いちごは、男の免疫はないから
傷つけたりしないでくださいね。」
アッキ-が私の事を本気で心配してくれてるんだ。
感動!やっぱ親友だなあ。
「いちごは、わたしだけのおもちゃだったんですから。」
おいおい、感動して損したぞ~アッキーたら。
「では、共有者ってことでいいってこと?」
「まあそうですね。許します。」
「ちょっと二人とも何それひどい~~!!」
車内はあたしを肴に笑い声があふれて、
なんだかそれが心地いい。
くすぐったくて、
あったかい。
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