第1章  特別な人

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。*.。*.。*.。*.。*. 毎日、モーリの送り迎えは続いている。 校内も、慣れたようでだいぶ静かになってきた。 不思議なのは、先生たちが見て見ぬふりを続けていることだ。 「モーリ。」 「いちご、このまま公民館でいいか?」 「うん!ふっふっふー今日のあたしは無敵よ!!!」 「何が?」 「秘密~楽しみにしててね!」 「何だよ-、気になるなあ。」 あたしはぎゅうっと着替えの入ったバッグの紐を握り締めた。
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