第1章  特別な人

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目の前にモ-リの道着 ふわっとモ-リの匂いに包まれて… あ、そっか、そういうことね。 脇に肘を差し込んで隙間を作って グイッと右手で 「えいっ。」 ドサッとモ-リが足元に転がった。 「やりっ!!初めてできたよモ-リ!!  やっぱ今日のあたし無敵だよね!」 モ-リは茫然とあたし見て、 「そうくるか~。」 と大笑いした。 「何?なんか違った?」 「いや、いい、いちご最高!!」 モ-リは、あはははっと笑い転げた。 そうこうしてる内に他の生徒さんが 「オネガイシマ-ス。」 とぞろぞろ入ってきた。 それでもモ-リの笑いは止まらない。
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