1人が本棚に入れています
本棚に追加
日本人特有の黒髪黒眼。髪は肩にかかる程度の長さだけど、少しふわっとしてる。
整った顔立ちではあるけど、霞やフレア、サフィーユ先生と比べると、ちょっと霞むかも。
体格は霞より少しだけ大きい。胸部はあんまり発達していないけど。
東雲 遥(シノノメ ハルカ)。俺と霞の幼馴染みで、俺がいない間はこの家の管理をしてくれていた。…男二人が家事苦手だったしね。
ニアミスを除いて、遥とも三ヶ月振りの再会だ。
現在、遥は固まっている。
「おーい、起きてるかー?」
遥の目の前で手を振ると、流石に気付…
「霧斗!帰ってくるなら帰ってくるってちゃんと言いなさいよ!」
「いや、連絡はしたぞ?勇厳さんに」
「え?」
「む…」
ふぅ、無事に矛先が変わった様だ。
遥が勇厳さんに詰め寄った。
「勇厳さん?何で教えてくれなかったんですか?」
「いや…、つい、言いそびれてな…」
見た目は完璧裏社会な勇厳さんがたじろいでいる。女子に詰め寄られて。
「…まぁ、いいですけど。…霧斗」
「ん?」
遥は少しだけ顔を緩ませながら、言った。
「おかえり」
「ただいま」
俺は、そう返した。
最初のコメントを投稿しよう!