1.故郷の人々

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「あっ、そうだ!ねぇ霧斗」 「ん?」 「友達とかできた?」 突然何だ? 「まぁ、一応」 「へぇー!人付き合いが苦手なのに。何人?」 何か引っ掛かるぞ…おい、…ったく。えーっと、レオンにフレアにオルド…んー、フィーリンとメル…セルクもか? 「五人だよ」 「ふぅん。全員女子?」 「お前は俺をなんだと思ってんだ」 偏見が過ぎるぞ。 「男子三人の女子二人だよ」 「女子二人…ね」 「ん?」 「なんでもなーい」 そう言って遥は顔を背けた。 「?」 まぁ、いいや。
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