第1話 くだらないはじまり

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黙々と食事をとる、テレビはつけっぱなしになっていた。 メディアは好まない、ただ騒ぐだけで間違ったことや大袈裟に表現したことを、謝る知能がないメディアを見て時間を潰すのは誠に不快な話しだ。 と、思いながらもメディアや世間の人達に完全を求めるのは勘違いも甚だしいと考えた俺は頭を振り、考えを頭から追い出した。 「………。」 無言 ただ、ただ、時間が過ぎていく。 この時間帯同学年だった者達は何をしているのだろうか? そんなことが頭に過ぎる、周りは学校へ行き青春をおくる中俺は何をしている。 ……問いは返ってくるはずもなくただただ虚しさを感じる。
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