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霧「……………///」
和「えっ…えっと…えぇ!?
い、今…なんて…」
霧宮さんはずっと頭を下げたままで、
驚いている俺は彼女に聞く。
霧「………もぅ…///
恥ずかしいから言わせないで…
貴方の事が…大好きです。
だから私と…結婚を前提にお付き合いさせて…くださいって言ったのよ…」
和「は、はぁ…
けどなんで俺なんですか。
俺なんかより格好いい奴はいくらでもいるのに…
俺みたいなデブが好きなんて」
霧「そんな貴方が好きなんだってば!!
いい加減気づいてよ…
貴方は私の理想そのままの姿だから、
貴方こそ私の運命の人なのよ。////
和「俺が…霧宮さんの運命の…人。」
霧「そうよ、
そ…それで?
和彦君…答えを聞かせてもらえるかしら。」
和「うぇ!?
今すぐですか!?」
霧「そうよ!!
玉砕も結ばれるのも覚悟の上でこんな感じに告白してるのよ!!///
だからできれば今すぐに答えがほしいの…
ダメ?」
和「……………………………」
俺は眉間に指を指して考え始める。
これはどっきりやイタズラじゃなく霧宮さんのマジの告白…
けど俺は彼女のことは全く知らない。
そんな俺と結婚を前提にお付き合いしようだなんて…
和「……霧宮さん、
ごめんなさい。
結婚を前提にお付き合いするのはたぶん厳しいです。」
霧「!?
そ、そう…そうよね…
行きなりこんなこといって分かりましたとは言えないわよね…
ごめんなさ」
和「話はまだ終わってませんよ。
けど…友達からお付き合いしませんか?
そしてお互いを知り合ってから結婚を前提にお付き合いするか決めたいんです。」
霧「友達から?」
俺が彼女にそう言うと、
部屋を出ようとしていた彼女は俺の方に振り返った。
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