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桐「ぶつぶつ…
おう、やっと戻ったかクマ!!
鍵当番任されてたからずっと待ってたんだぜ!!」
教室に戻ると桐生が教室に一人でいた。
時間を見るともう10時30分になっていた。
和「ごめんごめん、
ネクタイのことで叱られてね…
じゃあ待たせちゃったみたいだし、
後は俺が鍵を持っていくよ。」
桐「マジで!?
サンキュークマ!!
今から合コンだったから助かるわ!!」
和「また合コン…
中学の時もバレて大変だったじゃん。」
桐「おっと、止めるでないぞクマよ。
これは俺様の容貌を再確認するテストのようなもんだ。
俺はこれを受けることを…自分に強いてるんだ!!」
和「止めもしないけど、
あまり無理したらダメだぜ?」
桐「わかってるって!!
では、さらばだクマよ!!」
桐生は俺にそう言うと意気揚々と教室を出ていっていった。
和「…もう母さん帰ってるかな。
帰ろう。」
俺は教室の鍵を閉めて職員室まで持っていき、
学校を出た。
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