1人が本棚に入れています
本棚に追加
そして慌てて準備して家を出たり犬に追いかけられたり信号待ちで30分止められながらも、
俺はバイト先になんとか到着してお咎め無しですんだ。
そしてバイトの勤務を無事に終えることができた。
和「ふぅ…入学式当日で助かったよ。
まさか店が今日もやってたとは思わなかった…」
俺が独り言を呟いていると背後から誰かに背中を叩かれた。
和「いっ!?
ちょ、十六夜先輩…叩く力強すぎ…ゲホッ。」
十「いやぁ、ごめんごめん。
今日のほーちゃんの忙しさを私なりに労ってみた。
と言ってみる。」
俺の背後から現れた先輩…
十六夜先輩がウィンクをして俺にいった。
十六夜先輩は俺のバイト先…
『男のカフェ、バイパー!!』で16年働いているベテランのひとだ。
俺の指導係としてよく世話を焼いてもらっている。
男のカフェと言うことを売りにしているその店で男装をしてキリキリ働いているので店長もお気に入りの働き手なんだとか。
ちなみにほーちゃんと言うのは俺を呼ぶときの愛称らしい。
十「そう言えば、
今日は何時もに増してボーッとしてたよね。
学校で何かあったの?
と聞いてみたり。」
和「え、い、いやいや…
何でもないですよ。
ただ…少し考え事をしてて…」
十「仕事中に考え事はあまり感心しないよ?
仕事のときはどこから見ても真面目にね。
と説教してみる。」
和「す、すいません。
次から気を付けます。」
十「…まぁ、私も考え事はするけどね。
じゃあこの辺で。
また二日後にね。
とてを降ってみる。」
和「あ、はい。
また明後日。」
十六夜先輩は俺に手を振って自分の家に向かっていった。
俺も先輩を見送ったあと家に向かってあるき出した。
最初のコメントを投稿しよう!