第1話 ぽちゃっと新生活!!

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和「っ!? 切れた…やっぱり訳解らん。 突然電話してきたと思えばキレながら行きなり切るし… しかし霧宮さんがそんなに有名だったなんて知らなかったな。」 俺は割り箸を割って、 スマホを使って霧宮さんのことを調べる。 すると様々な記事が検索結果として上がる。 和「……はー。 やっぱりわかんないなぁ。 さっぱりだよ…どうしてこんなすごいお嬢様なのに霧宮さんは僕に告白なんて… けどあのときの俺の返事、きっと最悪だっただろうなぁ… またあったら謝っとかないと… …………あ、麺延びてる。」 俺は延びきったカップ麺を一気にすする。 その時スマホからメール受信音が流れた。 和「……妹め、 まだ何かあるなら電話切るなよな。 どれどれ?」 メールの前半はさっきの俺の言葉に対する謝罪要求だったが、 後半辺りで 『霧宮のお嬢様には非公認のファンクラブがある。 調べたらその学園におよそ30人くらい居て彼女に近づく男を粛清してるらしいよ。 ターゲットにされてやられないように気を付けてね愚兄。』という奴だった。 和「前半は絶対に要らないだろ… しかしファンクラブか。 粛清といってもたぶん大丈夫だと思うけど、一応機に止めておこう。」 俺は食べ終わった器を洗って乾かして食器を洗い、 風呂に入って寝ることにした。
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