第1話 ぽちゃっと新生活!!

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体育館では既に校長の話が8割方終わっていた。 俺と桐生は同じクラスだったことがわかり、 今更中央の花道を通るのもあれなのでと先生達と同じ入り口付近で立たされていた。 校『えー……というわけで… この明日乃学園に入学したことを心よりお喜びし、 私からの話を締めさせていただきます。 新入生の皆さん、 素晴らしく個性溢れる学園生活を。』 校長がそう言うと体育館は拍手に包まれる。 桐「あの校長先生…人気あるんだよなぁ… この間雑誌に載ってたし。」 和「そうなの? 知らなかったなぁそれは。」 先「二人とも静かに。 今から新入生は教室に戻るけど、 お前達は少し残れ。 椅子片付けを手伝ってもらうからな!!」 桐「マジかよ…」 俺達は先生からそう言われてがっかりする。 そんな中、 俺はふと誰かの視線を感じて前を向き直る。 しかし体育館にいる人たちの数が多く誰の視線か解らなかった。 和「??? なんだろう…一体。」 俺は視線のことを感じながらも式を見ることにした。 そして式は着々と進み、 無事に始業式は終わった。 そしてその後、 新入生の帰った後で俺たち二人は先生達と一緒に片付けを手伝わされた。
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