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数分後、
桐｢あー…疲れたぁ…
ったく何で入学式当日にこんな雑用をしなくちゃいけないんだよ、
もう早く行く気無いから歩いてるんだけどさ!
理不尽ってやつだよなこれ。｣
和｢うーん…理不尽って程か？
遅れたのは俺たちなんだし、
俺達のせいじゃない？｣
やっと解放された俺達は揃って教室に向かっていた。
教室棟につくと各クラスの先生がクラスで話を始めていた。
そして俺達二人も自分のクラス…Ｃ組について教室にはいる。
先｢だから……お、
やっと来たかお前ら。
まぁ席に座れ。
そことそこが空いてるから。｣
和｢は、はい。｣
桐｢りょー。｣
先生は俺を見たあと呆れた顔で窓際の二つの席を指差す。
クラスメートの視線が突き刺さる中、
俺達はその席まで行き座った。
先｢うっし、コレで全員だな。
じゃあ改めて初のご対面だ。
俺の名前は大和田暁…お前たちの担任を任された。
この学園のことはまだよく知らないだろうが、
これからは常に明日乃学園の生徒であるということを忘れずに頑張ってくれ。
では遅れた二人、
自己紹介をしてくれ。
お前たちだけ出来てないんだから。｣
大和田先生が桐生を指差して桐生が待ってましたとばかりに立ち上がった。
瞬間、
???｢失礼します。｣
突然教室の扉が開き、
今朝校門で出逢った黒髪の女子生徒が現れた。
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