第1話 ぽちゃっと新生活!!

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和「あ、 あの人……どうして…」 突然の来訪者にクラスメート達はざわめき始める。 黒髪の女子生徒はクラスを見回して俺と目が合うと、 大和田先生に凛としたまま言った。 ???「突然失礼します。 大和田先生、このクラスにいる彼…細崎君を少しお借りしたいのですが。」 大「は、はぁ… しかし何故に細崎を?」 ???「彼とは今朝校門であったのですが、 彼の風紀に関して気になることがいくつかありまして。 ですので、 初回ですが彼に厳重注意をするためにきました。 彼をお借りしてもよろしいですか?」 彼女がさらに言うとクラスメートの視線はたちまち俺に突き刺さる。 桐「(おいクマ…お前、 一体ナニした?)」 和「(なにもしてないって… 心当たりはあるけどたぶん関係ないと思うよ。)」 視線の中俺が桐生とこそこそ話していると、 いつの間にか俺の席に来ていた彼女は俺のを手首を握った。 ???「……来て。」 和「えっ!?ちょっと!?」 俺はそのまま引っ張られて教室を出て、 クラスメートの視線を背中に受けて連れられていった。
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