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「だははっは、俺様も混ぜろよ勇者!!」
そう声を上げながらステージの上空に移動した俺の背後に居た魔族。
タクト「何しやがるんだよー!!」
そう怒鳴りながらパッとシンプルのからキラキラと輝いている方と換えてエネルギーの塊を切り消した。
「な、何だ!?」
「黒い髪、怪しげな赤い目、悪魔のような翼、そして角……まさか歴史書で見た魔族ですか!?」
会長、副会長と混乱したように声を上げる。副会長…気絶しなかったんだな、気にしてなかったから確認してなかった。
ともあれ悲鳴を上げて混乱している全員を落ち着かせないとな…
『全員、だーまーれー!!』
タクト「黙れって…」
『お前も黙って魔族の相手でもしてろ。学園長、陛下と観客を避難させろ!チトセとファレアは、学園長の手伝いでもしろ』
ヴァス「敬語、じゃないのじゃの…」
そう呟いてから行動に移した。それを見てチトセが魔族を警戒しながら会長と副会長をファレアと一緒に連れて行き避難させる。
それを見てから俺も床を蹴り付けて拓斗の隣へ移動する。拓斗と違って一番初めに使っていた短剣を構える。
トオル「さて…何しに来た?まあ、予想ついてるけど…」
空間に居る魔族を見上げながら知っておきながらも聞く。因みにヤルトは、まだ俺の頭に乗ってるぞ。
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