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別に拓斗の事は、嫌いじゃない。ただ…こう言い合える事が不思議で少し戸惑いが有る。戸惑いだけって訳でもなく…
トオル「……」
タクト「!…何で笑ってんだよ…」
トオル「いや…こう言い合える相手が今まで居なかったからさ」
兄さんとも晴斗とも言い合った事が無い。
兄さんは、とんでもない事を言うけど優しくって分け合う事を教えてくれた。晴斗は、光の世界に引っ張り上げて遊び相手…だな。
トオル「今まで言い合うほど喧嘩をした事が無かった…直ぐに相手から謝ってきたから言い合うまでした事が無い」
チトセ「友達、居なかったの?」
トオル「生憎だけど未来の勇者君しか居なかったな。俺の事が大好きなホモ君だから俺と友人に成ろうと声を掛けてくる奴を追い払ってたし…だから女子達に頑張って貰ってたんだけど晴斗に負けて終わる」
俺が女子達に晴斗の好きな物とか教えて協力してるけど…
タクト「そんな奴を何で…」
トオル「晴斗が俺に感情を取り戻してくれたんだよ……兄さんが亡くなったショックで感情を無くしたのを戻してくれた」
だから俺は、晴斗の為に頑張っている。今の内に強くなって晴斗の背中を守れるように…
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