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トオル「今の内に強くなってさ…魔力やら神力を引き継がせるんだ、生まれ変わる自分に。量が多ければ切れて困らない、助ける事が出来る……兄さんのように失うのが嫌だからさ」
俺が無茶をするように成ったのは、兄さんが俺を庇って死んだのが原因…だろうな。
トオル「……よしっチトセ!!」
チトセ「ふぇ?」
トオル「明日1日、付き合え!」
チトセ「付き……いやいや、何に付き合え?」
顔を赤く染めながらも聞き返してきたチトセに秘密と言って隠す。フラグ、そんなの気にしないし死ぬ気無いから告白の返事をしてやろうじゃないか。
《そう言うのって戦いに行く前日にするものじゃ…》
前日は、ヤルトの所に行く予定なんだけど?訓練が無くとも行く予定なんだよ!
《そうなの?》
「神帝…取込み中に申し訳無いが、会議に戻して構わないか?そもそも会議中に手を掴み誘うのは、止めようか?」
トオル「ん?……あれ?無意識に両手を握ってたか…」
タクト「固まってるけど、大丈夫か、ちと…闇帝?」
本部長が呆れながら言ったのを聞いて俺と一緒に気付いたチトセは、俺が手を放しても顔を真っ赤に染めたまま固まっていた。
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