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「訓練の場所や時間を頼んで大丈夫なんだよな?」
トオル「そう聞いてくるって事は…」
「闇帝の提案を採用しよう。神帝ばかりに頼り責任を背負わせてしまうが頼む」
頷いてからそう言って頭を下げて頼んできた本部長に頭を上げさせてから任せて下さいと引き受けた。
「避難させるかどうかは、この後ちょっと陛下と相談しようと思う。避難させると決まったら朝早くに知らせるから連絡が取れるように待機しててくれ!」
そして会議が終わって解散と成った。チトセと一緒に家…じゃなく俺のギルドに向かいながら考える。
チトセ「……ねぇトオル?」
トオル「ん?」
チトセ「……絶対に死んじゃダメだよ!」
フラグ立て始めて、どうした?って一瞬だけ思っちまった。
トオル「……チトセ」
チトセ「…何?」
トオル「明日付き合って欲しいって言ったのは、デートの誘いだから…」
背中を向けながら言えばチトセが驚きから足を止めたのが分かって俺も足を止めて空を見上げた。
トオル「……チトセ」
チトセ「!」
振り向き手を差し伸べればビクッと反応してから少し戸惑っていたか手に取ってくれた。しっかり手を握り締めてチトセに合わせながらギルドへ戻った。
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