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翌朝に成って目を覚ますと何故かチトセが真剣な表情で俺の顔を覗き込んでいた。何でだ?
トオル「…おはよう?」
チトセ「えっあっ…お、おはよう!!」
返事をするとチトセは、顔を赤く染めて部屋から飛び出していった。いや、俺どうしたら良いんだよチトセ?
チトセの行動に首を傾げながらも着替えてダイニングへ向かえば落ち着きが無いチトセが座っている。
トオル「……大丈夫か?深呼吸でもして落ち着けって」
チトセ「あーうー……デート…本当?」
トオル「嘘言って何に成るってんだよ?」
そう言い返せばチトセは、ますます顔を赤く染めてデート…と呟いてる。はぁ…予想がついたから秘密だって言ったんだよなぁ…
《だったら何で言ったの?》
チトセが不安そうにしていたから、だけど?そう言えばヤルトは、どうするんだ?デート中。
《終わるまで仕事をしてるよ…嫌だけど邪魔したくないからね》
なら、終わったら連絡する。
《うん、分かったよ!》
トオル「……チトセ?ご飯にしよう?」
チトセ「あっうん!!」
トオル「……」
慌ただしく行動するチトセに心配に成りながらも一緒に朝食を済ませて手分けしてギルドの仕事(書類片付けなど)を済ませる。
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